発達障害のお子さんをお持ちのお母さん、ご苦労様です!
って本当に自分に言ってあげたい時がありますよね・・・^^;
私もそうです(涙)
我が息子も、調子のいい時はいいんですが、調子が悪い時は本当に手こずらせるし、こちらをイライラさせます。
でも、自分一人でかかえている時は、それでもなんとかなるんですよね。
「この子はこういう子」、と思って手をかけるのが当たり前、と思って育ててたら、それほど苦にもならないんです。
私が落ち込んでしまうのは、「健常児のママ友」と何気ない会話をしている時です。
息子の場合は、幸か不幸か、一見健常児に見える子です。
学級も普通学級だし、お勉強も異常なほどの落ちこぼれでもない、ちょっとトロいけど水泳や計算が得意だったり、他の子よりできる事もあったりするので、個性的な子、くらいの位置づけだろうと思います。
担任の先生は発達障害のことを知っているけれど、周りのママ友は一部の信頼してる人しか知りません。
なので、ママ友も普通に健常児のママとして、話しが展開していくんですよね^^;
「毎日ゲームしたり友達のところに行ったりとかばっかりだよー。りく君はどう?」
(言いたいけど言えない→いやいや・・・毎日水泳や家庭療育で忙しいし、友達とのコミュニケーションもうまくないし)
「うちの子、1〜2年の頃はよかったけど、最近ではたまにしか100点とらないよ!ほとんどが80点台で、このままじゃ落ちこぼれだよね」
(言いたいけど言えない→いや、80点台とか、普通にいいんじゃない?うちなんて1〜2年の頃は40点台とかで、最近でようやく80点台なんですけど・・・じゃあウチは落ちこぼれってことですね^^; )
「子供は勝手に育ってくれるから、兄弟はいた方がいいよ〜」※うちは一人っ子
(言いたいけど言えない→勝手に育つ?うちは訓練しないと絶対にできるようにならないよ。学校のコンパスもリコーダーも、苦手な単元も、こと細かく家庭でフォローし続けて、やっと今の息子があるのに)
まあ、このような会話です。
経験のある方には分かると思いますが、「勝手に覚える・身につける」は発達障害の子供にとっては、かなり難しい技なんです。
勝手に覚えると思ってやらせてなかったから、鉄棒の前回りができるようになったのが、小学校1年の終わり頃です。
ブランコもその頃まで、こいで乗れませんでした。
縄跳びも3年になってようやく飛べるようになったけど、それまでどれだけ手をかけてきたか。。。
息子は療育手帳をもらうレベルではなく、いわゆる知能的には一応正常ゾーンにいるんだけど下の方・・という部類なので、皆と同じ土俵で生活していかなくてはいけません。
だから、こういう会話を続けていかなくてはならないんだけれど・・・
母としては、あまりの手のかかり具合に心が折れそうになる時があります。。
そんな時、自分に言い聞かせる言葉
「過去の息子と今の息子を比べて、成長を見つける」こと!
これが言葉では簡単なんだけど、難しい〜〜〜〜><
とはいえ、周りの子の成長具合を見て、危機感を持っておくことも親としては必要だと思います。
そこから、学習や家庭療育の指針ができてきたりしますから。
でも、そこにとらわれていると、息子を叱るばかりになってしまいます。
「あれもできてない」「これもできてない!」「どうしてそんな子なの!」と。。
発達障害の子は自信をなくしやすいです。
環境的に、それは他の子と同じ土俵である以上、仕方のないことです。
でも、大好きなお母さんや家族が「自分のいい所発見器」なくらいに、いい所を見つけてくれて、褒めてくれたら?
小さな自信を積ませてあげて、確たる自信を持たせてあげたら、子供は全然違ってくるのではないでしょうか。
少々学校で怒られても、友達から心ない言葉をかけられても、支えてくれる人たちがいる、自分を認めてくれる人たちがいる、を実感し続けていられる子は強いんじゃないかなあって思います。
私もブログという場を借りて、息子のいい所をちょっとあげてみます!
(自分の心の拠り所のために)
・素直でまっすぐな心の持ち主
・いつも面白いことを考えてて、ユニーク
・空間把握能力が高い
・計算が得意
・水泳が得意
・自分の悪いところをすぐに認めて、謝ることができる
・笑顔がかわいい
・やるべきことを、やり抜ける力(厳しい水泳の練習、厳しい?母の家庭療育をこなしている)
子供の「良い点・いい所」をどんどん発見して、育てていこう!
こちらの本、すごく暖かい気持ちになれる本です。
欠点も見方を変えたら長所になる!元気をもらいました^^
ボーダーっ子を育てるのはホント大変・・・辛い瞬間に向き合う
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