ADHDの子の基本は、「できている時を見つけて褒める」です。
ところが、親の場合は気持ちが強すぎることがあったり、冷静でいられないことがあって、この「褒める」ということが本当になかなかできない場合があります。
ちょっと叱りすぎたかも。。。という時もあります。
でも、親の気持ちもどうしようもなかったりもするのですよね^^;
怒った後に自分の反省点を考えてみると、「期待が大きすぎた」のかなと思います。
こうあって欲しい、こうなって欲しい、というような期待が大きすぎた、ということが反省点です。期待が大きすぎると、その期待通りにならなかった時に、不機嫌になってしまうのかなと思います。
お母さんの笑顔は何よりの薬になる
親がおおらかに笑顔でいられることが一番の薬になるのかなと思います。ADHDのこは細かな点で色々ときになるところが多いはずです。
片付けせずに散らかしっぱなし、言うことを聞かない、いつまでも宿題しない・・・などなど。
そのたびにガミガミ叱りたくなるのですが。。。
ADHDらしいとわかった時に、それこそいろんなお医者さんにセカンドオピニオンを求めて診察を繰り返していたのですが、どのお医者さんも共通して言っていたことがこれ。
「叱っても意味ないからね。注意はいいけど、おだやかに短い言葉で言うこと。それより、できた時に褒めてあげて」
と言われたことです。
叱られても効果は思うほどなかった
普通の子は叱ることで「ああ、これはしてはいけないんだなあ。気をつけよう」と思うようになるのですが、それが通用しないんですよね。
ずっと観察していて思おうのは、「叱られた!怖かった!」しか覚えてなくて、どういう行動が適切だったのか、どうするのが良かったのか、が入らないんです。
だから叱っても叱っても、同じ好ましくない行動を繰り返してしまう。
なまじ、普通の子とほとんど変わらないように見えるから、普通の子と同じように指導すれば、この子もできるだろう、と思われてしまうのが理解されない、という部分なのです。
これまでも習い事の先生、学校の先生、どれだけ話し続けてきたか、そして中々理解してもらえなかったか分かりません。。
褒められたことはよく覚えている
それに対して、よく覚えているのは、何かがよくて褒められた経験です。
褒められたことに対しては、驚くほどよく覚えている。そして、その好ましい行動をもっとやろう、もっと褒めてもらおうとするんです。
このあたり、発達障害の子は素直で本当にいいなあと思う点でもあります^^
少しでもうまくできているところがあれば、褒める。褒めてその気にさせる。
それが、息子の場合は特に有効なのは実感しています。
褒めて認めていくと、どんどん自分からやろうとしてくれます。
褒めていくことで良い行動を増やし、定着させていくようにしてやりたいな、と思います。
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