息子は中学校に入り学校区が変わったこともあり、小学校からの友達は一緒に行っていません。中学校に入って、普段おしゃべりしたりふざけあうような友達がいない訳ではないですが、親交の深い友達、というのは小学校からできたことがありません。
家を行き来するような友達は、昔からできない
息子は残念ながら、小学校の頃から家を行き来するような友達はいないです。
いわゆる、同年代の男の同志の輪の中に入っている感じではありません。
小学校時代は、図書館で過ごすことが多かった子です。とはいえ、一人で孤立しているというわけでもなくて、同じように図書館に行く友達と仲良くなっていたり、ということはありました。
ADHDの子の年齢は実年齢の3分の2くらい、と言います。
現在12歳なので8歳くらいと考えたら、確かに同年齢の男子同士の会話の中には入りにくい、というのは無理ないかもしれません。
とはいえ、同じ学年にはやはり幼めの男の子も存在するわけです。
そういう子達とは気が合いやすいと考えられもします。
大人びている子たちの中では、なかなか馴染めなくても自分と似たような雰囲気の子達の中だと、それほど違和感なく入っていけるのかもしれません。
療育をはじめ習い事が多かったのもひとつの原因
息子のこのような状況の一つの原因としては、発達障害を持っているため「ほうっておいてもできるようにはならない」状況であるため、小学校の頃は習い事に療育にと大忙しだったから、というのも一因です。
とはいえ、その時期に放って置いて自由にさせていたのでは、「手をかけたらできるようになること」も「できないまま」でますます遅れていただろうな、という事態になっていたでしょう。
発達障害の子は、手をかけて丁寧に対応してあげることで、できることが増えて行くので放置は絶対に厳禁である、と当時から強く思っていました。
人とのコミュニケーション能力は必須
とはいえ、人とのコミュニケーションなくして社会を生きて行くことはできません。
学習よりも、息子の一番大きな課題は、この人とのコミュニケーションなのかな、と考えています。
誤解のないように言っておくと、中学校で孤立してしまっているというわけではなく、三者懇談では仲良くしている友達の話も出ていましたし、日頃から周りの子の話をよくしてくれるのも事実です。
ただ、親交が深い子、というのが前々からできないんですよね〜^^;;
浅く仲の良い子が何人かいる、という程度な感じがします。
今のご時世、学校が終わったら塾に直行する子も多いので、しょうがない時代なのかもしれませんが。。
コミュニケーションを進めていくにつれて、会話の押し引きや、発言の良し悪しなど様々なことを学んでいけるので、大事な機会が失われてしまったのかなあ、とこの点だけはずっと気がかりです。
人間関係を作れる部活動で
部活動には、文化部ですが参加しています。
そこでの交流もある程度はあるようなので、そちらで人間関係を作っていってくれたらいいかな、とちょっと期待もしています^^
息子には息子のペースがあるので、自分のペースで友達づきあいも進んでいくんだろうなと思います。
とりあえずは、トラブルやいじめも学校区が変わった中学校でゼロだった!というところを良い面ととらえて、自然に仲のいい子が増えて行くのを待っていようかなと思います。
また、息子自身の精神的な成長も今後すすんでくるはずですから、その状況に応じて周りの子との関係も変わってくるでしょう。
今はまだまだ幼すぎるのかもしれません。今後、あまり大きくは期待せずに(期待しすぎるとそうならなかった場合につらくなるので)本人のペースで成長できる時期を待っていようと思います。
知り合いの発達ママさんにぜひ!と進められた本です。
少しずつ大人に近づいてきつつあるので、こういう本の方が参考になることが多かったりします^^
一緒に勉強していきたいなと思います。
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