家庭でできる療育

ケーキを3等分できない非行少年の話。認知能力は毎日数分の取り組みで向上する。

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「ケーキが切れない!」というと衝撃的かもしれないのですが、非行少年の多くは認知機能に問題があるケースが多く見られるとのことです。
空間認知能力や様々な能力。境界領域にいる場合は自分で身につけるのは難しく、やはりトレーニングを必要とします。

なぜ非行少年たちは“ケーキを3等分出来ない”のか――医療少年院で受けた衝撃
https://bunshun.jp/articles/-/13648

こちらの記事によると非行少年の多くは、いわゆる境界知能に属する方が多く、認知機能に多くの問題を抱えている場合が多々あるようです。
ケーキを3等分してと言われてかけない、立体的な見取り図を描こうと思ってもかけなかったりするなど、空間認知能力に問題がある場合も多々あるようです。

詳しくは上記のリンク先の記事をお読みいただいてもわかりますが、宮口さんの「コグトレ」による認知機能のトレーニングで、一日数分のトレーニングを3ヶ月間行ったところ、機能の向上がかなりの割合で見られるようになるらしいのです。



息子は発達検査(Wisk4)の検査結果によると、言語と処理能力が低め、知覚処理とワーキングメモリーが高い、という凸凹タイプでした。
なので、頭の回転は悪くないのですが、それを処理するのに不器用さがつきまとう、ような印象を受けています^^;

実は宮口さんの「コグトレ」は何年も前から愛用している方法のひとつです。

「コグトレ」は認知機能の苦手分野にスポットを当てつつ、苦手な部分に関するプリントが山のように付属CDに収録されているのです。これ、本当に使えます。

発達障害の本は本当にたくさんあって、色々と私も読みあさっていますが、長くお世話になっています^^

本に書かれているトレーニングなんて、わざわざプリントするとか面倒だし・・・と私も最初思っていたのですが、問題の量がまずハンパないです。

また、CDから苦手な分野に特化してプリントできるので、案外手間もかからず、息子もすすんで取り組んでいます。
うちの場合は、だいたい毎日5分くらいで終わるような苦手な課題を今でも取り組ませています。

息子の場合は「写す」「数える」などカテゴリーの中にある見てとらえたものを脳内変換して写したりする課題や、処理を必要とする課題をやらせています。
学校の教科で言うと、美術が苦手なんですよね^^;
難易度順になっているので、選びやすいです。

たくさんやらなくてもいいから、毎日コツコツと・・・少しずつでも続けていれば進歩が確実に見られるので、気長に、ですね^^

いつか、上手に写生とかできるようになって欲しいですが、少しずつ、ですね。

コグトレがちょっと難しすぎ、という幼児さんの場合は以下の方が良いようです。

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ABOUT ME
りりん@マナハム管理人
高校生の息子を育てる母。勉強方法や子供の接し方研究中。 息子(最低評価で万歳の通知表→偏差値60程度の進学校に合格)子供のADHDに困り果てた小学生時代を経て、中学校からようやく子育てが楽しめるように。 Webのお仕事20年程度。