中間テストが終わって、羽を伸ばしている・・・と思いきや、それは私だけのようで、息子本人は数学以外の出来が今ひとつだったようで、すっかり落ち込んでいます^^;;;
試験勉強って、それほど楽しい勉強ではないので、暗記や反復など面白みを感じない勉強には、それほど身が入っていなかったな〜というのも要因だと私は思っています。
無理やりやらせようとするとさらに悪化する反抗期
ところで、反抗期と言われる時期に入ってきている息子ですが、反抗というほどの反抗はしませんが、「自分のやりたくないこと」については、自己主張が強いです。
これは、中学生になってから特に大きく見られるようになってきている印象です。
このような自己主張が出たときに、無理やり「これをやりなさい!」と言い渡しても逆効果になることが多いです。
なので、なるべくやりたいような課題をやらせてあげたほうがうまくいく、という感じはしています。
息子は時間のかかる課題、面倒な課題をことさら嫌がります^^;;;
さっさとちゃっちゃと済ませたい・・・そういう気持ちが強いんですね。
それが、ケアレスミスにも繋がってきているのですが、何度言い聞かせてもこれだけはなかなか改善しません。
「落ち着くっていうことが僕にはできない!」
と言い張ります。
健常の人からすると、落ち着いて考えたほうが答えを導きやすいし、問題文の中のヒントも見落とさないのになぜ?と思います。
でも、急いでしまう気持ちを止められない。早くやらずにはいられない。そういうところが脳の問題なのかなあと思います。
でも、こんな性質を持っているから、本来の力が出しにくいです。かわいそうですが。
コンサータを飲んでいても、完全にADHDの性質がゼロになるわけではありませんから(健常の人に少し近く程度、と思っています)、本来の力が100%発揮できているとは限りません。
むしろ、多分8割程度の出力しかできていないんじゃないかな、と思います。
問題の見落としや書き忘れなど、普通ではありえないようなミスもしてしまい、おれはやっぱりバカなんだ、と言う息子。
見ていて、ほんと気の毒になることもあります(泣)
にこにこして言葉に気を使いつつ、励ましてあげるほうがうまくいくことが多い
息子の場合は、励ましてあげること、自信を持たせるように言葉を選んであげるほうが、うまくいくことが多いです。
本人の気持ちとしては、「頭がよくなりたい!」「勉強がもっとできる自分になりたい!」と思う気持ちは間違いなくあるので、できるだけ言葉を引っ込めておいて、励ます方向の声かけをしてあげるのが良いようです。
主治医はよく、「北風と太陽」の話を出します。
「勉強しなさい!」「宿題やりなさい!」などといった厳しい指導からだと、勉強そのものが嫌いになってしまう。
本来、人間は知的好奇心を持っているのだから、それを引き出してあげるように励ますような声かけを心がけて、お母さんはニコニコしていること、と。
言いたいことはできるだけ我慢するようにして、励ます言葉がけをしてあげる。
子供に「気を使う」ということ。
難しいですけれど、これを心がけていると、親子関係がすごく良い感じになるのを実感してきています^^
「もしかしたらできるかも!」がやる気に直結する
面倒な勉強を嫌う息子ですが、家庭教師の先生と一緒に取り組む数学の難しい問題だけは、「もっとやりたい!」と言うのです。
どうやら観察していると、家庭教師の先生の声かけがやはり良いんですね^^
「すごいカンの良さだな〜」
「はい、完璧です!」
「思考回路が早くて適切だね」
など、いい感じで褒めてくださるのです^^
その声かけから「もしかしたら、僕はできるかも!」と思ってどんどん挑戦しているんだろうなあと感じます。
週に一回だけですが、もっときて欲しいと言うほど家庭教師の先生との勉強は気に入っているみたいです^^
子供への姿勢を忘れそうになるとき、いつもスタンスを戻してくれるのがこの本です。忘れると、「北風」になりそうな私ですが、「太陽」でいることの大切さを教えてくれます。
お読みいただきありがとうございます。
ワンクリック、応援いただけますと嬉しいです。
にほんブログ村