中学1年

考えるのが苦手。でも考えるなくしては成長しない。

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思考を深堀するような訓練を最近やっています。理由は国語の先生に勧められたからと、私自身が「考える」ということは一生においてずっと必要になってくるものだ、と思うからです。

息子はADHDの特性のせいか、「せっかち」「早く答えを出したい」が顕著に現れる子です。
当然、ミスや見落としも多い。本来なら回答できるはずの問題を残念ながら落としたり、ということも多々あります。



ところで、この定期テストや模擬試験などの勉強は将来、仕事をするようになったときに役に立つのでしょうか。
多くの子供から質問されるような内容でもあると思いますが^^;;

勉強している内容そのものが必要になる、という場面は少ないかもしれません。
でも、「勉強という目標のために頑張る力」「段取りよく、工夫して覚えていく力」「難しい問題を諦めずに取り組む力」これは絶対に将来に役立つと思うのです。

知恵をしぼって仕事においていいアイディアを出したりすることももちろん大事です。
でも、私個人として思うのは、突発的なアイディアがいくらよくても、それを継続して頑張る力、考え続ける力こそが必要なのではないかな、と思うのです。

そういう観点から考えた場合、息子にとても必要とされているのはこの「考える」ということなんですよね。
これをちょっと心がけるようにして、日頃から「それはどうして?」「なんでそう思うの?」と考えさせることを促してはいるんですが、苦手なせいか、「わからない」で終わってしまうことも多いです^^;;
わからないという回答でも否定しない、「じゃあ一緒に考えてみない?」と引き出していくようにしています。

ただでさえ「考える」ということが苦手なのであれば、否定したり「そんなことでダメじゃない!」と叱るのでは余計に嫌いになってしまいます。
なにか一つでも考えが出たら褒めてあげる、考えが出なかったら一緒に考えていく、そういう風に接してあげて「考える」力が伸びてくれないかなあと思う今日この頃です^^

この「なぜ?」という問いかけを大切にしているのは、フィンランド教育でよく言われていることです。
単純な回答に対しても先生が「なぜ?」と問いかけて、常に考えさせることを重視しているようです。
むしろ、回答は関係ない。回答の正否が問題なのではなくて、「考えている」ということを尊重してあげることが重要なのだらしいです。

発達障害だからこそ、将来生きていくためにも「日頃から考えさせる」ことを大切にしたいと思います^^

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ABOUT ME
りりん@マナハム管理人
高校生の息子を育てる母。勉強方法や子供の接し方研究中。 息子(最低評価で万歳の通知表→偏差値60程度の進学校に合格)子供のADHDに困り果てた小学生時代を経て、中学校からようやく子育てが楽しめるように。 Webのお仕事20年程度。