人によって耳からの情報の方が理解しやすい人、目からの情報の方が理解しやすい人、様々です。息子は学習障害の傾向もあるため、耳からの説明よりも目からの情報の方がぐんと理解度がアップします。
こういう傾向を知るために、WISC4などの発達検査は有効なのだなと思います。当人の得意不得意、いわゆる凸凹傾向を判断して、その子に有効な学習手段を見つけるための方法だな、と思っています。
IQの高い・低いももちろん検査をしたら気になる点なのでしょうが、凸凹の傾向をつかむのが一番最重要なのかなと思います^^
なので大事なのは、IQの高い低いに振り回されないことだろうなと思います。
(とはいえ、IQ値は学習のしやすさ・しにくさにも如実に関わってくる点であることは当然です)
息子が小学校低学年の頃に検査していた頃は、平均した数値は境界域と出ていたと思いますが、徐々に平均の下、最後に検査した時は余裕を持って平均におさまるようになりました。
とはいえ、各項目の凸凹は激しく、この凸凹の傾向は以前からあまり変わりません。発達検査を低かった・高かったという感想だけで終わらせないためには、この凸凹具合に注目して、普段の学習や関わり方に工夫することが一番大事なのではないかな、と思います。
息子はワーキングメモリーと知覚推理が高く、処理速度や言語が低くでたタイプでした。
このことからわかるのは、言葉だけの説明をずらずらと並べるのでは理解しづらいということです。
なので、できるだけ図解して、目から理解できるように促してやることが必要、と言われました。
中学生にもなったら、「言葉で説明すればイメージできるだろう」と思って教えてしまうことがあるのですが、そこは特性を理解して、少しでも理解度がアップする手法をとってあげた方がいいです。
そのうち、年齢とともに全体の認知度がアップして、言葉からの理解やイメージも能力が向上していくかもしれません。(これも、ちょっと実感としてありますので)
今の身の丈にあった学習方法で、その子にとって最短距離である学ばせ方で定着させる。
つまり、一番オトクなやり方を教えてくれるのが、発達検査だと思っています^^
お読みいただきありがとうございます。
ワンクリック、応援いただけますと嬉しいです。
にほんブログ村