主治医との診察がありました。息子が思春期に入っていて、なんでも口にするわけにはいかないので、私が息子のことで相談のある時には私が別でカウンセリングの時間をとっていただくことにしています。
息子の主治医は自身もADHDの方なので、息子の思考などがよくわかるそうです。そこを、頼りにしています。
最近私が感じていたことに通じるものがありますが、やはり、本人にもっと考えさせる、ということ。本人にその気がない時に働きかけても無駄足に終わることがあるので、本人の気持ちが向いてくるのを待つ、という姿勢が大切なんだそうです。とにかく、押し付けないこと。
あとは、息子だからといって何でも言っていいわけではない、ということ。
これがわかっていらっしゃらない親の場合、やはり改善がうまくいかないケースが多いようです。
子供に気を使うとまではいかなくても、子供をよく観察し、今どんな気持ちなのか、この観察眼を持っているかどうか。
これを直感的にできるタイプの親御さんの場合は、うまくいっているケースがほとんどらしいです。
そう考えてみると、私はどこかで息子にこうあって欲しい、という気持ちを押し付けている面があったのかもしれないなあ、と反省しました。
果たして、寄り添って観察してあげられていたかどうか。
また、勉強を始めとして、色々な方法論を親が知っていたとしても、すぐに全てを教えないこと。
例えば、「今度のテストで高得点を取りたい!」と息子が言ったとします。
それなら、学校のワークをまずは繰り返して、そのつぎにこれをやって・・・などとある程度の方法論が大人にはあるわけですが、そこをすぐには教えない、ということなのだそうです。
「どうしたらいいと思う?」
と考えさせることが大切なんだそうです。
それによって、自分で試行錯誤する力が生まれる。
期末テストはあと2週間後に迫ってきています^^;;;
もちろん準備は進めていますが、「考えさせる姿勢」も大切にしていきたいなと思います。
高校入試の問題を拝見したのですが、知識だけでは到底とけないような問題ばかりです。ひとつひとつの条件を論理立てて考え、自分で試行錯誤する力がとわれるような問題が増えています。
今後、こういう力がいっそう重要視されるようになるのかなと感じます。
知識関係の課題については、息子はそれほど苦手な方ではなく暗記力もそこそこある方だと思いますが、この試行錯誤する、という点においては、まだまだ「ゆっくり落ち着いて条件を吟味していく」のが苦手です。
押し付けにならないように、考えさせる、ということを意識していきたいなと思います。
やられたことをやるだけ、のロボットのようになっては、この先の教育は厳しいのかなあと感じたのでした。
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