先日、頭の回転速度が早すぎる障害という記事を書きましたが、薬物治療の割合を少し調整しています。少しだけ、変化が見られつつあるかな?という感じですので引き続き様子を見ていきたいと思います。
今回は、ずっと飲んでいる精神を落ち着かせる作用のあるお薬を少し増量するという手法をとりました。
それによって、活発に回転しすぎている脳の状態を少しだけ鎮静させる、という働きがあるそうです。
血中濃度も安定してるようで、徐々に効果が見られつつある感じです。
確かに、前ほど慌てて先走って考えようとする、という様子が少し気にならなくなっているような?
前は、あまりにも先走って次へ次へとスピーディに考えようとするところを見て、「これは頭の中大変だろうな・・・」と思う時があったのですが、ここ数日そういう場面に遭遇していないので、少し効果が見られているのかもしれません。
薬物療法については賛否両論ありますが、私は6年生の時に治療に踏み切る決心をして良かったと思います。
もちろん、それまでも沢山のありとあらゆる取り組みを働きかけてきましたが、当時は中学受験という差し迫った状況だったので、薬物療法という手段を取らざるを得なかった感じでした。
結果的には、この決断によって学習や社会性においても学ぶことが抜け落ちなくなっていったので、かなり大きかったなと思います。
食事で治る、運動療法で治る、サプリメントで治るなど、ちまたには色々情報が交錯していますが、それらで治る場合というのは、発達障害とは言えない状態のような軽度の場合や、アレルギー的なものから症状が出ている場合など、「その方法で治る程度」の方だったんではないかなと思います。
今思うと、息子の場合は食事やサプリメントでは、それほど大きな効果が見られず、大きく効いたのは脳の状態に合わせて処方してくださった漢方治療と、今も続けている薬物療法の、この二つでした。
ともかく、この二つの治療がそれぞれ功を奏したのか、6年生くらいを境に、勉強やコミュニケーション能力においても一気に良くなっていったような印象です。
6年生の2学期くらいからは学校の先生と話すことも激減して、本当に穏やかになってきたなあと思うようになりました。
とはいえ、全ての困ったことを薬が叶えてくれるわけではありません。
あくまでも、「生活や学習をやりやすくするための補助的な存在」だと思っています。
薬物療法を選ぶことで、本人のが少しでも学習がしやすくなり、友人との関係もスムーズにいくようになるのなら、選ぶ価値はあるんじゃないかなあと思っています。
それまでの小学校時代は本当に大変だったのですが、それはまた今度書いてみたいと思います^^
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