子供って案外強いものだなと思います。学年末テストが近いので、色々とスケジュールを組んで毎日勉強に取り組んでいますが、きついかな〜と思えるような課題でも案外こなしたりします。
息子は最初に発達障害の診断がおりたのは、小学校に入る前でした。その当時はIQも境界域にあって、学校のお勉強もついていけるかどうか・・みたいな状態で入学しました。
でも、そのまま何もせずに勉強や運動の負荷をかけずにのんびりと育ててしまったら、今の息子はなかったと思います。
・公文式
・競泳
・体操教室
・療育
などなど・・それはそれは本当にたくさんのことをやらせたと思います。
特に水泳にはかなりの時間を注ぎましたが、体幹が育ったことと、ひとつだけは自信が持てるスポーツができた!という点では良かったと思います。
また、運動は脳の発達とも相関関係があるので、小学校の頃は勉強と平行して運動にもかなり時間を注いでいたと思います。
「そんなに色々やらせて、ちょっとは休ませてあげた方が」
なんて思ったこともありました。
でも、人って楽な方に流れてしまう生き物だと思うんです。
いったん「楽」な状態を学んでしまうと、普段の楽ではない生活に戻りにくくなるのでは・・と思います。
子供だけでなく大人の私にもこれは言えることです^^;;
発達障害を持っているからできないことが多いのは仕方ない、学習障害を持っているから勉強ができないのは仕方ない、というのも事実です。
ある程度の良い意味でのあきらめと需要することは、おおらかに見守ってあげるためにも必要な視点だと思います。
でも、その子のベストの状態を引き出してあげたい、と思わずにはいられないのです。
何もしなければできないまま、でもサポートして働きかけてあげたらできるようになる、のであれば、訓練をしたり習い事をしたり、学習をもっとやらせたりということは、とても意味があることだと思えるのです。
ここのバランスの具合は本当に難しいのだと思いますが、「息子にとってのベストな状態を引き出してあげる」ことを目標に、やっぱりサポートを続けていってあげたいな、と思うのです。
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