初めて塾通いしたのは年長の公文式、小1で個別指導
息子の発達障害に気づいたのは、3歳くらいの時でした。
発達の検診で、保健師さんから指摘されていたのに加え、明らかに育てにくい・子育てが辛すぎるなど困りごとが多く、病院で相談した時にも発達障害ではないか、とのことだったので、発達検査ができる年齢になってから検査して、やはり発達障害(ADHD・知能はグレーゾーン)ということがわかりました。
詳しくはこちらに書いています。(当時は小学校2年生)
小学校に入る時に決めなくてはならなかったのが、支援学級に入るのか通常学級に入るのか、です。
息子の場合は支援学級に入るほどではなく、通常学級だとちょっとキツイかもしれない、といういわゆるお勉強のできない子の立ち位置でした。
いろいろあって最終的には通常学級で勉強しますが、どちらにしろ勉強からは逃れることができないので、当時の病院の先生にすすめられて公文式に通うことにしました(算数・国語)
なぜ、一般の子供と同じ公文式にしたかというと、その教室の先生が優しくてあたたかくて、素晴らしい先生だったからです。
と、他の生徒がいない気が散りにくい日を特別に選んでくれて、その日に一緒に勉強をすることを快諾してくれました。
私は、その時間は息子から解放されて自分の時間が持てるし、息子も勉強を進めることができるし、自分に余裕が持てたので本当に良かったと思います。
塾など必要あるの?と小学校に入る前には私も思ったりしていました。
でも、否応なしに小学校の世界で生きていかなくてはなりません。
それに、育てるのが大変な息子の勉強まで全て面倒が見られる自信がありませんでした。
これが一番だと思います。
そのためには、勇気を持って他人の力を借りましょう。
一歩踏み出して、まずは資料請求や無料体験を活用してみてください。
息子の場合は年齢が上がっていくに連れて、個別指導や家庭教師、集団塾など色々と経験しましたが、発達障害やADHDの子を教えるのに適した先生の特徴は確実にあります!
息子の公文式の先生は、発達障害やADHDに関する知識が豊富ではないけれど、確実に息子に合っていた先生でした。
子供に合うか合わないかだけではなくて、他にもポイントがあります。
大体は無料体験の時点で大体わかることですので、有効に活用しながら、塾選びに失敗しないように参考にされてくださいね!
塾に入れる必要性があるのはどんな場合?
子供を塾に入れる必要がある、と思うのはどんな時でしょうか?
もちろん、勉強に関する悩みがある時ですよね!それは当然ですね。
でも、それにプラスして考えて欲しいのが、お母さんの負担です。
ADHDや発達障害を持っている子供の子育ては、健常の子供に比べて少なくとも3倍は難しくお金もかかると言われています。
私も実際、健常の子供のママさんと話してて、あまりのギャップにいつも落ち込んでいました。なんでこんなに大変な想いをしているんだろう、と悩んだものです。
私は塾を使うべきポイントとして、成績だけではなくこのポイントを大切にしています。
- お母さんが今、子育てが辛くないかどうか
- お母さんが自分の時間を持てているかどうか
- 周りとの違いに焦りや落ち込みを感じていないか
お母さんの心に余裕があれば、それだけ子供にも優しく接してあげようという気持ちが生まれやすくなります。
しかし、自分の時間が100%子供に取られて、四六時中悩んでいる状態だと、子供にも多くを求めてしまって辛くなることが増えていってしまいます。
また、周りの子供と比べるのは良くない、とわかっていても、日々他の子供と接する環境なわけですから、それが難しいのも当然です。
自分の子供のできない部分、劣っている部分ばかりが目についてしまう時、合う先生の言葉で何度も助けられました。
親では気づかなくても塾の先生が長所を見つけたりしてくれることって意外とあるのです。
お母さんが子供にイライラせず笑顔でいることは、何度も繰り返しているように最善の処方箋なのです。
では、子供に合った塾を見つけることで良い点は何なのでしょうか?
また、悪い点も当然あるはずです。
塾選びで失敗する前に、そこをチェックしておきましょう。
効果は?良かったことと悪かったこと
では、塾に通わせることでのメリットやデメリットを見ていきましょう。
息子は、様々な塾に通ってきました。
- 公文式
- 発達障害やADHDの子供を特化して見てくれる専門塾
- 家庭教師(発達支援を学んでいる大学生)
- 家庭教師(プロ教師)
- 集団塾
- 個別指導
- 放課後デイサービス(勉強を比較的見てくれると評判の)
こうやって並べてみると、色々と通わせたものだなあと思います。
でも、それぞれ行ってみて分かったことや、親として学んだことがありますので後悔はありません。
また、息子が嫌がるものはすぐに辞めていたので、基本的に無料体験して感触の良かったものを続ける、というのは大原則でした。
塾に通わせた場合のデメリット
まずはデメリットから見ていきましょう。
これらが考えられます。
まず、どうしても費用の面が一番最初に来ますよね。
予算的にはやはり集団塾が一番安く、家庭教師が一番高いという印象です。
確かに予算は大切な塾選定の要件の一つですが、子供に合わない場合は、通わせた時間が無駄になってしまうことになります。
子供の時間は大人が思っているよりもずっと貴重で、1日1日たくさんの事を学ぶ大切な機会です。
私もたくさんの失敗をしたから言えるのですが、合わない塾に通わせて、時間を無駄にしてしまうくらいなら、少々高くても合う先生に教えてもらう方が将来的にずっとメリットがあります。
とにかく、最初からひとつと絞らず、たくさんの候補から資料請求したり無料体験をするなどして、活用できるものはどんどん活用していきましょう。
塾に通わせた場合のメリット
では、塾に通わせるメリットとしては何があるでしょうか?
原則として子供に合う先生に指導してもらった、と仮定した場合です。
このような点になります。
私は子供と最も接する時間の多い親の余裕が生まれることが最優先だと考えますが、意外なことによかった点が、「先生の対応から接し方が学べる」という点です。
自分の子供に対しては、親はどうしても冷静になれず、気づいたら傷つくような言葉を発してしまっていたり、イライラしてしまったりなど多いものです。
子供の側からしても、家族だと言いたいことを言うわけですから、どんどん喧嘩に発展したりしてしまいますよね(ハイ、我が家もそうでした…)
また、合う先生との出会いによって、勉強が面白くなることもあります。
とはいえ、息子の場合は、勉強って面白いんだよ〜と教えてくれた、という訳ではありません。
先生が褒めるのがとても上手で、子供が正解した時に思い切り褒めてくれるいい先生だったからです。
息子の経験から通わせて良かったと思えた塾はズバリどれ?
私はいろいろな塾に息子を通わせていましたが、心から通わせて良かった!と思えるものはどれだと思いますか?
意外でしたでしょうか?笑
普通に考えたら、発達障害の専門塾の方が良さそうに思えるかもしれませんが、そうではありませんでした。
ADHDの子供を相手にするのは、どうしても大人側にイライラが蓄積されるのは当然なのです。
だからこそ、相手の先生がどのようなタイプか、は多いに関係してくるのです。
学校の担任の先生に当たり外れがある、というのと同じですね。
公文式は小学校高学年まで習っていたことで、未だに複雑な数学の計算式でも大きな苦労はしていません。
おおらかな良い先生に小さい時に見てもらったことは、私の心の余裕にもなりました。
また、費用面で考えたら家庭教師(プロ教師)はとても高いです。
でも、実は今でも息子はこの先生に数学・物理を教えてもらっています。
この先生と学ぶと身につきやすく、勉強が面白くなるのです。
そのおかげで、平均以下のIQだった子が、本人の希望する偏差値60程度の上位進学校に合格することができたのですから、お金以上の価値がありました。
どんな先生を選べばいいの?
ここが気になるポイントですよね。
発達障害を専門に学んでいるから、ADHDの子供にも合うはず、とはいかないところが不思議なところです。
結局は、子供との相性が大切です。
小学校や中学校の先生、習い事の様々な先生に出会って言えることは、このような先生が息子には良い、ということです。
- 大らかな性格の方であること(逆に、細かい性格の方はNG)
- 褒めることを心がけてくれる人
- 口だけで説明せず図解できる人
実は、息子は放課後デイサービスで学習に比較的力を入れている所に短期間通ったことがあるのですが、そこで勉強を見てくれる先生が、神経質で細かく厳しいという三拍子揃った先生でした^^;;;;
発達障害やADHDの子に慣れてるはずなのに・・・?
全く息子には合わず、早々に辞めたのは言うまでもありません。
また、発達障害やADHDの子を専門に見ていると宣伝している塾にも通ったことがありますが、割高な割に普通の個別指導とほぼ変わらない印象でした。
つまり、合う先生はどこにいるか分かりません。
色々と無料体験授業などを活用しながら、子供に合う場所を見つけてあげるのが大切です。
発達障害やADHDの子供にオンライン塾は大丈夫?
最近はオンラインの家庭教師や個別指導、映像授業なども増えていますね。
息子もオンラインも目一杯活用しています。
ただ、発達障害とひとくくりに言っても、視覚優位の子もいれば聴覚優位の子もいるわけで、皆んなに同じ指導方法が合う、というわけでもありません。
ここでも大切になってくるのが、子供に合うかどうか、です。
とはいえ、試す前に向いているかどうか、くらいは知りたいですよね。
経験上、次のような点を満たしていると、検討の余地ありだと考えています。
逆に、向いていないのは以下のような子だと考えます。
まず、年齢的なポイントですが、小学校高学年以上の方がおすすめだと考えます。
先生が画面の中だけで、横にいるわけではないので、ちょっとしたパソコン操作や、自分の書いている物を先生に見てもらうなど、多少のパソコンスキルを必要とする場面があります。
息子も実際にオンラインを有効に活用できるようになったのは年齢が上がってからでした。
また、小学校低学年以下の頃は、画面の中だけの経験よりも、実体験を重ねる方が勉強のイメージがつきやすく、脳がよく育つと考えられます。
詳しくは文章題に関する記事で書いていますので、参照してみてくださいね。
視覚優位と聴覚優位についてですが、「耳から説明を聞いて理解するタイプ」の子供はオンライン授業でも大丈夫な場合が多いです。
ですが、「説明を聞くよりも図解してくれた方がわかりやすい」という資格優位の子供にはあまり向かないとも言えます。
なぜなら、オンライン授業の場合、口頭で説明する場面がどうしても多くなってしまうからです。
ただし、先生側のITスキルが高く画面共有などを活用しながら、図解する画面をライブで見せてくれるような先生の場合は、うまくいく場合があります。
最後に、ADHDの度合いがひどい場合です。
息子は薬物療法を本格的にするまでは、勉強にならないくらいだったので、オンライン授業などとんでもないという状態でした。
ADHDの度合いがひどい場合は、一点集中できない状態になっていますので、画面の前だけに集中するのが難しいことがあります。
パソコンの周りのものが気になったり、マイクの音声の雑音が気になったりと一点集中しやすいかどうかで考えると、オンラインよりも対面の方が良いです。
ただし、薬物治療をしていて集中力を補えている場合は、オンラインもひとつの選択肢になります。
個別指導?集団塾?家庭教師?ポイント別で比較できる一覧表
大体わかってきたけれど、実際どれから試してみようか、悩みますよね。
以下に、子供のケース別に合わせて比較できる表を作成してみましたので、参考にしてみてください。
個別指導塾 (1対1は含まず) |
集団塾 | 家庭教師 (対面) |
家庭教師 (オンライン) |
|
子供のタイプ |
・集中しにくい |
・負けず嫌い ・集中力がある ・聴覚優位 |
・集中しにくい ・勉強が苦手 ・視覚優位 ・学習障害 |
・集中しにくい ・パソコン慣れ ・勉強が苦手 ・聴覚優位 ※先生による |
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
費用 | 比較的高い | 一番安価 | 一番高い (先生による) |
比較的高い (先生による) |
管理人コメント | マンツーマンではないが、対面の良さを生かして図解したり説明が細やかな先生に当たるとベスト! 塾の方針などもチェック |
ある程度勉強に慣れている子向け。 息子は中学で使用。点数を競ったり相乗効果も。 面白く授業の上手い先生が多い。 |
一番高いけれどプロ教師は効果が高く成績アップも望める。 図解や説明もしてもらえやすい。 学習障害を持つ場合も選択肢に。 |
先生が画面のみのためパソコン操作に慣れた子が望ましいがマンツーマンなので効果も高い。 口頭での説明が多くなりがちだが、先生によってはITツールを活かして図解し説明してくれる場合も。 |
ただし、上記のそれぞれの方法においても、「どんな先生を選べばいいの?」で説明した先生のタイプチェックを必ずしておくことをお勧めします。
先生との相性が最優先事項ですので、これさえピッタリであれば、効果はかなり高くなります。
発達障害やADHDの子供におすすめの個別指導塾
それでは実際に発達障害やADHDの子供におすすめの個別指導塾から見ていきましょう!
通うタイプのオンライン塾は1対2や1対3など、マンツーマンではない場合がほとんどですが、最近はオンライン対応している場合も多く、その場合はマンツーマンで家庭教師と同じように活用できる場合もあります。
個別指導WAM
成績保証がついている!
個別指導塾としてよく見かける個別指導塾Wam は、成績保証がついているのが大きな魅力です!
やっぱりせっかく塾に通うからには、成績がアップしてほしいですからね。
個別指導WAMでは、成績アップが達成できなかった場合、3ヶ月の授業料を免除しているそうです。
勉強の仕方を教えてもらえる
「ほとんどの学生は勉強のやり方を知らない」これは一番大切な点です。
特に、中学生になって初めて定期テスト対策をしなければならなくなった時、勉強のやり方を知っているかどうかが結果を左右するのは間違いありません。
個別指導WAMでは塾に通っている時だけではなく、通っていない時の勉強の仕方もサポートしてくれている点が心強いです。
また、対面指導とオンライン指導を状況に合わせて選べる点、戻り学習の実施など効果的に学習ができる工夫をされています。
資料請求や無料キャンペーンを活用してみましょう。
どんな子に向いてる? | 小学校高学年〜中高生 比較的軽めのADHDの子供や、勉強が苦手な子供 |
個別指導WAMの特徴 |
|
口コミ評価 | ★★★★★ 雰囲気がよく通いやすい印象です。 子供には厳しい塾よりも前向きでやる気にさせてくれる塾がいいのでおすすめできます。 |
発達障害の子供への おすすめ度 |
★★★☆☆ 専門として対応しているわけではなさそうですが、個別指導WAMのブログを調べると算数が苦手だったり発達障害を持っている子供向けの発信もあるようです。 算数が苦手な子供や特定の教科が苦手な子供への募集も募っているので、相談する価値はあります。 |
ADHDの子供への おすすめ度 |
★★★★★ 対面かオンラインか選べるようになっているのと、「もどり学習」を取り入れているので苦手分野への対応が期待できます。 |
指導対応 | マンツーマン、もしくは1対数名の形式 |
費用 | ★★★★★ 他の個別指導に比べて、リーズナブルです! 小学生:月額5,390円~(税込) 中学生:月額7,315円~(税込) 高校生:月額8,965円~(税込) ※各種条件により異なる場合があるので詳細は塾にお問合せ下さい。 |
個別指導スタンダード
指導方針が発達障害やADHDの子供に合っている
この個別指導塾も全国各地で展開されている塾です。
この塾は心理学を取り入れて「褒めて伸ばす」という指導方法を徹底されています。
これが、発達障害やADHDの子供にとっては効果がバツグンです。
私自身も頭で「褒めるのが一番いい、今日こそは褒めるぞ」と分かっていても、ついつい広げて散らかした勉強机の周りを見たり、いつまでもゲームしている息子を見ると、イライラしてしまうものです。
また、子供自身も、親だからこのくらいいいだろう、という甘えがあるので、親子で勉強するということは本当に難しいのです。
このような状態になれば、塾選びはバッチリということですね。
個別のカリキュラムをスモールステップで
子供の学習はスモールステップで行うと、効果が倍増します。
教えている側の大人は、どうしても「このくらいまで出来たらゴールだな」という設定を無意識にしてしまっています。
多くの方は、問題に正解した時がゴールだと思ってしまっていませんでしょうか?
スモールステップを意識して指導してくれるのは、子供にとっても褒められる回数が増えてとても嬉しいものです。
- 問題にチャレンジできている時
- 諦めずに最後まで解いた時
- 嫌がらず取り組めた時
褒めてくれる方の存在は大切ですよね^^
お財布にも優しい!
個別指導塾は高い教室も多数ありますが、個別指導スタンダードは比較的安価です。
まず、短期・長期の利用に限らず、入会金無料というのが嬉しいですね。
また、今だと夏期講習の受付を初めていますので、個別指導の最大6コマ分が0円!というキャンペーンをされています。
ぜひご活用くださいね^^
どんな子に向いてる? | 小学校高学年〜中高生 比較的軽めのADHDの子供や、勉強が苦手な子供 |
個別指導スタンダードの特徴 |
|
口コミ評価 | ★★★★ 教え方がわかりやすい。やる気を出させてくれるなど好評のようです。 価格がリーズナブルなのも好評のポイント。 |
発達障害の子供への おすすめ度 |
★★★☆☆ 指導方法の方向性が「褒めて伸ばす、やる気を出させてくれる」ものなので、発達障害の子供に向いています。 障害の内容によっては合う合わないがあるので、無料体験をして判断しましょう。 |
ADHDの子供への おすすめ度 |
★★★★★ ADHDの子供には「褒める」指導は大変効果があります。 その点で、向いている塾と判断できるでしょう。ADHDの子供は叱られることが多いので、褒めてもらえる場所を少しでも多く確保しましょう。 |
指導対応 | 1対2の指導形式 |
費用 | ★★★★★ 他の個別指導に比べて、リーズナブルです! 小学生:月額7,636円~(税込) 中学生:月額8,364円~(税込) 高校生:月額10,036円~(税込) ※各種条件により異なる場合があるので詳細は塾にお問合せ下さい。 |
LITALICOジュニア
LITALICOジュニア発達障害・学習障害の子供を専門に扱っている教室なので、対応についてはかなり期待できるでしょう。発達障害で有名はWebサイトのLITALICO(りたりこ)の主宰ですから、安心感がありますね。
多彩な年齢別コース
0歳から高校生までのコースが準備されています。
普通の個別指導塾は、小・中・高のコースを用意しているのが主ですが、0歳から用意しているのが特徴的です。
これは、発達障害が就学前までの期間にどれだけ適した取り組みを行うかで、将来がかなり違ってくることに重点を置かれているからでしょう。
通えない場所でもオンライン教室で対応
LITALICOジュニアは多数の都道府県に塾が設置されていますが、北海道・四国には教室がなく、東北エリアも少なめの印象でした。
ただ、通えない場合はオンラインでの指導もされています。
発達障害児支援の 専門家による監修
専門家の監修があるので、発達障害や学習障害の子供への対応方法に心強い期待ができますね。
指導する講師の方々もそれを学ばれている方が対応しているので、安心です。
保護者向けプログラムがある
発達障害の子供を育てるのは、健常の子供を育てるよりも数倍は大変と言われています。
対応の仕方も育児書通りにはいかず、悩むお母さんも多いです。
そんな保護者向けに、発達障害の子供向けの対応方法のプログラムも用意されているようです。
受給者証があるとかなりリーズナブル
発達障害の子供が放課後デイなどを利用する場合、受給者証が必要になります。
これの適用ができますので、受給者証を取得されているお子様の場合は、かなりリーズナブルに利用することができます。
逆に言うと、実費で通う場合はかなり高額のようです^^;;;;
受給者証って何?放課後デイって?という方には、同じくLITALICOのサイトに詳しく解説がありましたので、ご参照ください。
どんな子に向いてる? | 0歳〜中高生 発達障害や学習障害を持つ方全般 |
LITALICOジュニアの特徴 |
|
口コミ評価 | ★★★★☆ 子供に合わせて指導方法を臨機応変に変えてくれるようです。また、子供への接し方のアドバイスなども合わせて行ってくれるようで、相談しながら進められるのは良いですね。 |
発達障害の子供への おすすめ度 |
★★★★★ 専門的な知識を持つ方が揃っているので、期待できます。 |
ADHDの子供への おすすめ度 |
★★★★★ ADHDの子供への対応方法の基本ができていますから、おすすめできます。 |
指導対応 | 子供によって、マンツーマンから集団まで選択できるようです。 |
費用 | ★★★★★ 受給者証をお持ちの方はかなりリーズナブルに通えます! 実費で通う場合はかなり高額になりますの。料金表がありました。 |
オンラインや家庭教師を選ぶ場合のポイント
家庭教師は、発達障害の子ども、特にADHD気質のある子どもには特に有効だと感じています。
息子が今御世話になっている家庭教師の先生は小学校6年生からずっと教えてくださっています。子どもとの相性、接しやすさ、指導の分かりやすさなどが良いため、比較的割高ではありますが長くお世話になっています。
斡旋会社で比較して選ぶ場合はとにかく予算がポイントになりがちですが、どこに自分の子供にピッタリの先生がいるかは分かりません。
最初からひとつの会社に決めるのではなく、とにかく様々な会社の無料体験を活用して、相性の良い先生を見つける!くらいの気持ちで探してみるのが良いと思います。
オンライン特有のチェックポイント
前述しましたが、オンラインの先生の場合、気になるのは「図解して説明することがどこまで可能か」です。
口頭による説明だけで、頭の中にイメージをして理解できる能力がある子供であれば確かに有効なのですが、耳からの処理よりも、目からの処理で理解できる子供の場合は、図解が上手な先生が有効です。
先生側にITスキルが十分にある場合、画面共有や両者の画面への描画などを使って、図解してうまく教えてくれます。
これも、体験してみないとわからないので、一つのチェックポイントにされると良いです。
- 褒めるのが上手な先生かどうか
- 大らかな先生かどうか
- 図解して説明するのが上手かどうか(オンライン)
家庭教師のトライ
言わずと知れた大手の家庭教師斡旋会社ですね。
ネットで調べたら不評など出てくる場合もありますが、息子が長くお世話にになっているのもここの教師です。
確かに値段は高めですが、教師の数が多いので難しい発達障害の子どもにも対応してくれる先生が見つかる確率も高いです。
どんな子に向いてる? | 小学生〜中高生 発達障害やADHDの子供、勉強が苦手な子供 |
家庭教師のトライの特徴 | |
口コミ評価 | ★★★★☆ 好意的で優しく丁寧に接してくれる先生が多い印象でした。楽しんで学習している子供の様子もよく分かります。保護者としては費用が高めとおっしゃられている方も。 |
発達障害の子供への おすすめ度 |
★★★★☆ 1対1なので集中しやすいですし発達障害のお子さんを教えた経験者も豊富なので、合う先生に出会う確率も高いです。 |
ADHDの子供への おすすめ度 |
★★★★★ ADHDのお子さんへの対応もできているので、安心して任せられます。 |
指導対応 | 1対1の指導形式 |
費用 | ★★☆☆☆ 決してお手軽とは言えない値段ですが、教師の数が多く教師のランクを指定することもできるため、勉強効率は良さそうです。 |
オンライン家庭教師 e-Live
楽しく勉強できる!オンライン家庭教師【e-Live】オンライン家庭教師 e-Liveは、様々なサービスが展開されているのが特徴です。
通常の家庭教師はもちろん、オンライン自習室や勉強方法のレクチャー(スタディトレーニング)、過去10年分の過去問対策などオンラインを駆使して対策をされています。
また、安心なのがセキュリティ対策とオンライン授業のシステムです。
国内開発されたLiveOnを使用して授業を行います。医療機関などでも使用されているWeb会議システムで、授業の録画機能もあるので、後から授業を見直すなどにも最適ですね。
また、オンライン自習室(16:00〜22:00)が毎日解放されていて、一人で勉強しているのではなく皆の様子を見ながら同時に勉強することができます。
一人で勉強していると、どうしてもやる気がダウンしたり気が散って他のことに目が向いたりしがちです。一緒に勉強している仲間が見えるのは励みになりますね。
どんな子に向いてる? | 小学生〜中高生 ADHDの子ども、勉強が苦手な子供 |
オンライン家庭教師 e-Liveの特徴 |
|
口コミ評価 | ★★★★☆ とにかく先生が優しくて丁寧な指導で、満足度も高いようでした。 子供の才能を見つけて褒めて伸ばす方針で、楽しく勉強できるようです。本部の対応もよく、勉強の悩みなどを解消してくださるようです。 |
発達障害の子供への おすすめ度 |
★★★☆☆ 発達障害のお子様に特化したオンライン家庭教師という訳ではありませんが、指導方針は発達障害の子ども向けと言えるでしょう。 |
ADHDの子供への おすすめ度 |
★★★★☆ 方針が褒めて伸ばす方法のため、ADHDの子どもへの指導としては最適です。 |
指導対応 | 1対1の指導形式 |
費用 | ★★★★☆ 指導をおこなった分だけ、後払いとなっています。講師ランクによって費用が変わります。 小学生4,000円〜、中学生6,000円〜、高校生10,000円〜となっています(1コマ30分〜 2022年9月現在) |
学研の家庭教師
学研の家庭教師 詳細はこちらから学研の家庭教師は幼児から高校生まではもちろん、不登校の学生や高卒認定など多岐にわたってサポートしています。
満足度98%と高く、講師陣も適性検査(YGPI)に合格した家庭教師を採用しているため、指導陣のクオリティも期待できます。
何より学研ということで古くからの歴史がありますので、安心感がありますね。
対面授業(地域による)、オンライン授業のどちらにも対応しているので、状況に合わせて選ぶことができます。
60分の体験指導を受けることができるので、まずは体験されてみることをおすすめします。
どんな子に向いてる? | 幼児〜中高生 ADHDの子ども、勉強が苦手な子ども |
オンライン家庭教師 e-Liveの特徴 |
|
口コミ評価 | ★★★★★ 指導力や周りの評判も良い。やはり学研ということでシステム面でもサポートがしっかりしているようです。楽しいと喜んで意欲的に学習する子が多い印象です。 |
発達障害の子供への おすすめ度 |
★★★☆☆ 発達障害専門のコースは用意されていないが、相談して対応をお願いすることは可能。教師の数も多く、指導方針は発達障害の子どもに適しているので、体験して様子を見る必要があります。 指導が難しい子供は、社会人など経験豊富な教師が良いでしょう。 |
ADHDの子供への おすすめ度 |
★★★★☆ 勉強空間を楽しくしてくれて、褒めて伸ばしてくれるためADHDの子どもには向いています。 |
指導対応 | 1対1の指導形式 |
費用 | ★★★☆☆ 価格は高めという声も。教師のランクによって違いがあります。 幼児:1時間あたり 4,400円(税込)~ 小学生:1時間あたり 3,190円(税込)~ 中学生:1時間あたり 3,520円(税込)~ 高校生:1時間あたり 4,730円(税込)~ プロ家庭教師:1時間あたり 6,710円(税込)~ |
行動することで、子育てが楽になりスムーズになる可能性
勉強がそもそも苦手だし、成績が上がる保証もないのに塾や家庭教師に頼る必要があるんだろうか、、、そう考えるお母さんが多いのも分かります。
息子もそうでしたら、何をやっても暖簾に腕押し。勉強を教えても教えてもザルで水を汲んでいるような状態。かけたお金がどんどん水のように流れて消えていく印象を持っていました。
ADHDの子どもや発達障害の子どもは、日本の教育社会の中では特に叱られる場面が多いでしょう。皆と同じことを良し、とする風潮なのですから仕方ありません。
そのような中でも、強く子育てをしていき、周りを気にせず子どもに関われるお母さんはすごいと思いますが、周りの目や他の子供との比較、やらない方がいいと分かっていても、ついついやってしまうのも分かります。
だからこそ、お子さんが褒められて勉強が楽しくなる場所をひとつでも多く作ってほしいと思います。
発達障害のお子さんを育てるのは大変です。辛いこともたくさんあります。
「辛い」という時点で、お母さんの笑顔は消えてしまうんですね。
笑顔が多く、大らかに接するのが子どもへの一番の処方箋です。
褒められる場所が多くなれば、お母さんも子供を褒めることができ、自分の子供の良い面にも気づけると思います。
頼ることができるものは頼り、少しでもストレスを少なくする子育てを実施してほしいなと思います。
にほんブログ村