息子は中学校に入ってから、集団塾へデビューしています。
ADHDの子は基本的には個別指導の方が向いていることは確かです。
ただ、集団塾には個別指導とは別の良さもあります。
それは、周りとの比較によってモチベーションが上がることと、質の良い授業で勉強が面白くなってくれることにあると考えています。
宿題の量が全然違う
まず、集団塾に通うようになって感じたのがこの宿題の多さです。
出される宿題の量が比較的多め。基本的に授業で学んだ箇所の定着のために出されるのですが、個別指導よりも宿題が多いな、という印象はありました。
宿題が多いからというのも理由のひとつになりますが、こなせないのであれば、それはまだ早いか、学力に見合っていないか、ということも考えられると思います。息子の場合は、英数は比較的得意で、暗記系の科目の方が苦手なので、宿題をこなす、という点だけにおいてはそれほど問題にはならず、今にいたっています。ただ、宿題の量は塾によっても違うと思います。
習熟度別にクラスが分けられていることの大切さ
ほとんどの集団塾では習熟度別にクラスが分けられていると思います。
これが、塾の中での立ち位置を知ることになるので、モチベーションアップに一役買ってくれます。
息子も「いつか○○クラスに行きたいな〜」という希望は持っていて憧れている様子^^;; 次のテストで合格点取れるといいね〜(笑)
また、同じレベルくらいの子供達と競い合うことで、勝った!負けた!など小さな勝敗を味わっているようですが、こういう比べ合うということも、良い意味でモチベーションになるようです。
ここも微妙なところなのですが、あまりにもついていけないのであれば、まだ集団塾が早いということなんだろうと思います。
その場合は、自信喪失になってしまうことも考えられますし、そうなってしまっては本末転倒ですので、もう少し時期を待ってみるか、個別指導などで実力をつけてからの方が良いかもしれません。
集団塾は「ついていけない」状態だとお金を捨てていることになってしまうので、いくら習熟度別に分けられていても、あくまでも皆んなと同じくらいのラインに属していることが前提条件ではあると思います。
質の良い授業で、勉強が面白くなる
これは個人的な意見ですが、集団塾の先生は教えるスキルの高い先生が多いと思います。個別指導だと学生の先生なども目立つのですが(学生の先生を否定しているわけではありません)、集団塾の先生は基本的に教えるプロの方が多いのかな、という印象です。
息子の場合だと特に顕著なのが、社会の授業。
学校の授業だと眠くて眠くて仕方ないのが、塾だと面白くてたまらないらしいです。面白い語呂合わせによる暗記方法や、ちょっとした逸話で、生徒の気持ちをつかむのが上手なんだろうなあ、と想像しています。
こういう経験から、勉強が好きになってくる、という傾向もあるのではないかなと思います。これも、集団塾の良さだなと感じています^^
予習がメインになるので学校で復習、定着率がアップする
息子が通っている集団塾では基本的に学校よりも先に進んでいます。
なので、「塾で学ぶ→宿題で再度復習する→間違い直し→塾で定着テスト」このステップをふむことで、学校で学ぶ前にすでに何度か学んでいることになるんですね。
この「何度も学ぶ」ということで忘却しにくくなり、定着率アップに一役かってくれているな、と感じます。
私自身は塾に通っていたことがないんですが、通っていた同級生が先の勉強をすでに知っていたりするのは、このことだったんだな〜〜と今になって思います^^
息子の場合は、薬物治療ありきの集団塾
集団塾では、周りのものが気になってしまって勉強にならない状態ではお金を捨てていることになってしまいます。
なので、息子の場合は薬物治療ありき、だと思っています。
息子自身もお薬が聞いている方が「勉強がうまくいく」という感じがあるようなので、必要なのは言うまでもないと思います。
塾の先生には席を一番前にしたりなど、配慮もいただいていて感謝しています。
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