ペアレントトレーニング

発達障害の子供の行動にキレそうな時の10の対策!

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息子はADHDなので、それは気分は散漫、人の話を聞いてないこともしょっちゅうで、イライラさせる天才とも言えます^^;
私も何回キレたことか、、、親の忍耐力を試されているよなあっていつも思います。
そんな時の私なりの工夫のいくつかを紹介します!
うちの子の場合はほんとジェットコースター!のような子で、機嫌よくて落ち着いてて「この子も成長したな〜」と思っていたら、翌日には全然落ち着きなくて困ったり・・・なんてこともよく起こります。
なので、親側がキレないで平常心でいること、これが大事なんですけれど、親も人間だから中々そうもいかなかったりですよね〜^^;;;;
(1)親が口出ししなくても自分でできる環境を与える
私が息子にキレちゃう時って「早く○○やって」とか「まだ○○してないの?」とかいうことが多いです。
なので、毎朝、あるいは毎晩にやることを図式化して、自分でできるようにすることが効果的でした。
うちの場合は、100均グッズを使って、こんなボードを作成♪
各カードは磁石になっててくっつきます。完了したら裏返し♪息子の大好きなシール(ポケモン)を貼っておきます^^
シールなんて子供だまし〜と思ってましたが・・・やっぱり子供大好きですよ^^
やることボード
そして、息子をやる気にさせる一言!「○時○分までに、夜のやること全部終えたらすごいな〜!そしたらご褒美にテレビ(もしくはYouTube)を10分見せてあげるよ!」などなど。
このご褒美がウチの場合は、ポケモンカードゲームなど、息子の好きなものに変わることもあります^^
(2)自分自身を隔離してしまう
私の場合は、怒りの渦中にいると、どうしても腹が立つ感情にとらわれてしまって、ついつい感情的になりがちです。
なので子供から離れた場所に強制的に移動!2〜3分でもいいので、深呼吸して落ち着いてみること。
そして、大きくなった時のこと、成長するであろう先の姿を想像して・・・「あの頃あんな小さな事に起こってたけれど、こんなに立派に成長してくれた」そんな姿にいつか息子がなるだろう!と想像して、その一過程にすぎないんだ!と大きな視点に変えるんです。
難しいけれど、怒りの渦中にいない、一歩離れたところに自分を置くのはとても効果的です!
(3)ペアレントトレーニングの本を読み返す
怒りにとらわれている時、私は「ADHDの子は叱らない、できたことを褒める」が鉄則、ということをすっかり忘れた状態にあります。
なので、やはり時々、ペアレントトレーニングの本を持ち出して大事なページを読み返してみること。
いけないいけない、基本に戻らなくちゃ!と気付かせてくれます。

イチオシでおすすめなのは、↑こちらの本です^^
以下の本も、図解が多くてコピーして手帳に大事なページを挟んでおいたり、分かりやすくて効果的ですよ。

(4)小さい頃の可愛い写真を見る
小さい赤ちゃんの頃の写真、ニコニコ顔でヨチヨチ歩きの写真、動画でもいいですね^^
携帯の待ち受けにしたり、手帳に挟んでおいたり。
むかっと来たときに見返してみると、一瞬落ち着きを親に与えてくれますよ。
こんな可愛い時もあったなあ、これからも喜びをいっぱい与えてくれるだろうなあって。
子供を信じてみよう!^^
(5)美味しいものを食べる!
気持ちを別のところに向けるために、子供はしばらく置いておいて、
美味しいものや美味しいお酒を飲んでみましょう^^
私は冷蔵庫に大好きなアイスクリームとワインを常備しています(笑)
もうキレそう〜!な時にちょっとストップして、子供にテレビでもしばらく見せて。
落ち着きを取り戻すことができます。
(6)同じ発達ママさんにやカウンセラーに愚痴る(でも最後は前向きに締めくくること)
もし、悩みを打ち明けられる発達ママさんが身近にいたら、相談するのもいいですよね^^
私は友人には言いにくいこともあるので、実はカウンセラーを活用しちゃうタイプです。
今でも数ヶ月に一度くらい、カウンセラーさんと話して、自分の考えをまとめています。
(7)子供が自分でできる小さな課題を与えて、少しでもできたらめっちゃ褒める!
これは私の場合なんですが、子供にキレる時って学習を教えている場面が多いんです。
なぜ、こんな簡単な文章問題が分からないの?この子本当に大丈夫なの?
とクラクラしてきてしまいます。
そして「こんな簡単なものが、どうして分からないの?ばかじゃない?」
などと言ってしまいそうになるんですね・・・
でも、分からなくて辛いのは子供自身、言った言葉は取り返せません。
だから、ハードルを下げるんです。その子自身が分かるレベルや具体例に。
そして自分の力でできたら、「うわ〜〜!がんばったね!」と言って抱きしめてあげること。
「こんなに頑張れるなんて、本当にエラいね!」と頑張りをみとめて褒めてあげること^^
(8)親がキレられずに過ごせた日をカレンダーにつけていきご褒美を用意する
これはお医者さんに進められた方法です^^
私の場合は、キレずに過ごすことができた日に、カレンダーで印をつけていきます。
(私は金色のシールを貼っていきました)
そして、50日がんばって続けること(これが難しいんだけど・・)
50日達成できたら、何か身につけられるアクセサリーを自分へのご褒美に買う。
そして、そのアクセサリーを毎日身につけ、それを見る度に「これは息子が私に買ってくれたものなんだ、大切にしよう」と思えるようになる、という方法です。
私は指輪は苦手なので、ブレスレットにしました。

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(9)褒めて自信をつけさせたら、どんどん伸びる子なんだと思い出すこと
息子は叱られることがとても苦手、相手が嫌いになり自分に自信がなくなります。
その代わり、褒めてあげるとどんどん自信をつけて、ぼくにもできるんだ!と思える小さな成功体験を積ませてあげること。
合い言葉は、「おだててどんどん高い木に登らせてしまおう!!」て感じです笑
「すごいねすごいね、こんなに頑張ったね!本当にえらいね。ママの自慢だよ」
学習面や何事においても、少しは得意なものがあるはずだと思うので、そういう「小さな才能」の発見器に親がなってしまうこと!子供の才能を見逃さないぞ〜〜と常に目を光らせておくくらいに^^
(10)自分は女優!「世界一優しい笑顔のママ」を演じる!
自分が小学校や保育園、あるいは習い事などで、本当に憧れる「暖かくておおらかな理想のお母さん・先生」はいませんか?私にはいます^^
そういう人に自分自身がなりきって演じる、と思い込むこと。
自然とあたたかい笑顔になってきませんか?
「こんな時、あの人ならどう言うのかな?」と思いながら演じてみると、ふと余裕が持てたりします^^

ABOUT ME
りりん@マナハム管理人
高校生の息子を育てる母。勉強方法や子供の接し方研究中。 息子(最低評価で万歳の通知表→偏差値60程度の進学校に合格)子供のADHDに困り果てた小学生時代を経て、中学校からようやく子育てが楽しめるように。 Webのお仕事20年程度。