感覚統合

脳番地トレーニングの本、改めてすごい

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こちらの脳番地トレーニングの本を読みました。

発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング [ 加藤俊徳 ]
脳番地って、私は言葉を知らなかったんですが、みなさんはご存知なのかな?
一気読みしてしまったのですが、これ、すごい本です!!!
MRI画像から、発達している分野、苦手な分野を読み取り、それに沿ったトレーニングが一番効率がいい、ということが書かれています。
また、発達障害を持っている子に多い脳の特徴とその対策、それらを改善するべく日々できるトレーニングも様々なものが紹介されています。
息子も今度、MRIをとる予定なんですけれど、幼児期からMRIとってそれに沿ったトレーニングをしたかったなあ・・・と^^;;;; でも今から頑張るしかないんですけどね。
闇雲にトレーニングや対応をするよりも、その子の脳に合わせて療育したり、トレーニングしたりするのが一番の近道なのは納得です。
発達障害の本は、それこそ山ほど読みましたけど、科学的・理論的に解説されている本は少ないと思います。
大体の本が行動に対する親の対応方法がほとんどですので。
以下、私ができていなかった面も含めて、これから気をつけたいことのメモです^^;;;

■得意な脳番地をとにかく伸ばすこと

得意な脳番地は何だろう?それは子供を観察してたら分かるそうです。
・ご褒美も何もなくても、とにかくやりたがること。
・特に練習もしてないのに上手なもの。
・楽しんで生き生きとしてやっていること。
うちの息子の場合は、レゴブロック・ロボット作り・工作(下手だけど)かなあ^^;;;
とにかく「ものをつくる」のが大好きです。
レゴは過集中してる感じでした。年齢より難しいものでも必死で作ってましたね、そういえば。

■未熟な脳番地は、毎日の習慣にする

苦手だったりあまり成長していないところが未熟な脳番地。
そこを育てていくには、多量の繰り返しと時間が必要になるそうです。
本人自身、あまりやりたがらないものが多いので、こういうものは短時間でもいいので、毎日の習慣にしてしまうのが一番らしい。

■環境作りを9割、トレーニングを1割で

どんなにトレーニングをしよう!と決意しても、1日10時間とかするのは無理ですよね^^;;;;
いいとこ、長くて1時間、うちの場合はせいぜい20分くらいが限度です。
では、それ以外のトレーニングをしていない時間は何もしないのか?というのはもったいない、ということでした。
大事なのは「脳を刺激する環境づくり」をしておくことだそうです。
住環境や生活環境。
なにかと「脳を使う」ことをやらせるのがいいのだとか。
親が手伝う、ということを極力しないこと、だそうです。

■グレーなら、黒だと思って接した方がいい

これは、ちょっとドキッとする意見でした。
うちの子は、グレーゾーンではあるけれど、黒ではないかなあという気持ちがあったんですね。
でも、グレーなのなら、黒だと思って接し方を徹底した方が、脳が発達するそうです。
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この本で紹介されてるトレーニングも、ちょっとした待ち時間や移動時間にできそうなものも多数です。
早速、日々色々取り組んでみようと思います。
それにしても、みなさんはMRIから発達障害の診断されていましたか??
私は全く医者から言われなかったので、MRIとらずにいましたが・・・
もしまだ撮られてない方がいらっしゃるなら、MRIから脳の発達状況を見て、療育計画を立てていくのは、とても効果が高いだろうなと思います。
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ABOUT ME
りりん@マナハム管理人
高校生の息子を育てる母。勉強方法や子供の接し方研究中。 息子(最低評価で万歳の通知表→偏差値60程度の進学校に合格)子供のADHDに困り果てた小学生時代を経て、中学校からようやく子育てが楽しめるように。 Webのお仕事20年程度。