特別支援学級か普通学級か?一長一短あるけど、確認しておきたいこと

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特別支援学級が最近周りで話題になったのもあり、考えてみたいと思います。
発達障害をお持ちのお子さんを育てられていて、就学前に発覚している場合、よく相談を受けるのが「通級を使うべきか」「支援学級を使うべきか」という問題です。
これは、どちらを選ぶとしても一長一短ありので難しく悩まれるところだと思います。両方のメリット・デメリットについて考えてみます。

実は息子は、小学校1年生のときに、少しだけ特別支援学級を使っていました。
これは、正直に思うところですが、学校によって体制が様々なので、一概に特別支援学級が良い・悪いとは言い切れないと思います。
私の経験から思ったことを参考までに綴ってみます。困っているお母さんの参考になれば嬉しいです。

ひとつだけ今だから言えるのは、どちらの道を選ぶにしろ、子供の将来を左右する可能性があるので慎重に選ぶべき、ということです。



学校によってかなり対応に差があるのが現状

特別支援学級は学校によって手厚さにかなりの差があると思います。
発達障害自体についてかなり熱心で、手厚い教育をされている学校もあれば、ほとんど形ばかりと思えるような場合もあります。
息子は小学校一年生の時だけ使いましたが、残念ながら後者の学校であったため、このままでは伸びるものも伸びない、と判断して2年生から通常級に変わることになりました。

この時も、決まるまで学校側と何度も話し合いをしましたが、色々と大変でした。
学校側としては教員が増えることもあり特別支援学級を残しておきたい(息子一人しかいなかったので、息子が外れると困るわけです)という意図が見え見えで、こちらもなんだかなあと大変残念だったのを覚えています。
特別支援学級は子供のためのもので、必要であれば開き、必要なければ閉じるものだと思います。父兄の前で学校側の都合を延々と説明するのは違うと思います。

この一連の流れの中でも反省点は多くありました。
私の失敗原因は、特別支援学級を見学に行ったり、通常学級に変わる例などがあるのかどうか、などの確認を怠った点です。
なので、どうするか迷われていらっしゃる場合は、必ず自分の目で見学に行くこと。
また、特別支援学級から通常学級に変わる例がこれまでにあったかどうかを確認された方が良いと思います。
(ちなみにうちの学校はほとんどそういう例がない学校でした)

息子を受け持ってくださっていた当時の支援の先生は、発達障害の子は受け持ったことがなく、授業は45分中15分だけ。あとは遊びタイム。そのような対応をされていたので、びっくりしてしまいました。
そのうち、学校では遊べるところという認識になってしまい、国語算数以外は通常級で受けてましたが、「あそこは静かにしなくちゃいけないし、お勉強ばっかりだから行かない」と拒絶する始末。支援学級なら遊べるから好き、という好ましくない状態になってしまいました。

自治体によっても対応が違う

知り合いの教育委員会の関係者の方と話す機会が当時ありました。
小学校で支援学級に所属している子は中学でも支援学級、というコースをたどる場合も多いということで、支援学級に所属している子達の、その後の進学状況を聞いてみました。
私立高校に行く子、養護学校に行く子、高校に行かず家事手伝いを選ぶ子、色々いますが、うちの県の場合は普通高校に行く子は1割に満たないとのことでした。
小学校にもし、見学に行かれたり支援学級の打診があった場合、ぜひこの点も確認してください。

・その小学校に支援学級から普通学級に変わった児童がこれまでにいましたか?
 (うちの小学校には前例がありませんでした)
・支援学級に所属している子の中学以降の進学状況はどのような割合ですか?
 (必ず「割合」を確認されると良いと思います)
・支援学級での授業の時間配分は?勉強時間は普通級と同じですか?
・支援学級での授業を必ず見学して確認すること

少なくとも、上記は必ず確認されると良いと思います。
私は確認せず安易に決めてしまって、当時はかなり後悔しました。
ほんと、その一年で一気に白髪が増えたくらいです^^;

その子の状態によっては特別支援が必要な場合もある

例えば授業中に立ち歩きが多くて、他の児童に迷惑をかけてしまう、パニックを起こしたら個別の対応が必要など、何らかのサポートが必ず必要な場合は、特別支援を視野に入れることも必要だと思います。
その場合でも、学校により対応が様々なので、決して学校任せにはされない方が良いと思います。
綿密に先生とコミュニケーションを取って、最適な教育で成長していけるように、頑張って欲しいです。
先ほどもお伝えしたように、特別支援学級は学校によってかなりの差があるのです。。テレビで流れているような手厚い支援がどこの学校でも行われているとは限らないのが現状です。

特別支援学級のメリットは個別対応ができるところ

良い面は、個別の対応がしてもらいやすいという点です。
通常学級では難しくても個別対応では可能なことって山ほどありますよね。
その子に合わせてスケジュールの見通しが立つようにしてくれたり、ひとつひとつ声かけをしてくれたり。このようなことができやすいのはメリットです。

また、ADHDが強くて集団授業では周りの子や物・音が気になって仕方ない・・・という子でも、個別対応だと比較的他のものが気にならないため、学習が入りやすいというメリットも考えられます。

こういうメリットが活かせられるかどうかも、「まずは何より見学にいくこと!」という行動によって分かってきます。
とにかく自分の目で見てみて、ここなら合うか合わないか、直感を確かめにいくことが大切だなと感じます。

息子の場合は通常学級を選んだのが正解だった

息子の場合は、小学校2年生から通常学級でずっとやっていて、今でもそのままです。
小学校の頃は多少のトラブルはあったものの、大きな問題はほとんど起こらず過ごすことができました。

息子の場合は、この選択で正解だったと思います。
なぜなら、45分のうち15分しか授業をしてくれない、学校を遊ぶ場だと認識して交流学級にいけない状態のままだったとしたら、まず勉強が遅れてしまうのは目に見えていたからです。
知的障害がなかったとう点からも、学年相当の勉強はさせてやりたかったので、これで間違いなかったんだなと思っています。

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