息子の場合ですが、先生の言葉による説明など、ただ言葉を聞くだけでは、うまく情報整理ができてないことが分かってきました。
説明しながら、図にも書きながら伝えると、すんなり理解できる。
それじゃあ図を書きつつ理解していけばいいのですが、やはり文章だけからも理解できるようにしていかなくてはいけないんですよね。
テスト問題は「図」だけではなく、文章で問題があってそこから情報整理する必要があるわけですから。
「国語が苦手」「算数の文章題が苦手」としても、そこの要因となっているものには、様々な可能性が考えられるわけです。
・そもそも読むことが苦手で、読むのに必死で意味までとらえられてない(読字障害の傾向がある)
・文章中の言葉の意味がわからない(語彙不足)
・問題文中で書かれている内容の情報を、頭の中で整理できていない(頭の中で図式化できていない)
複雑な文章問題を図に書かせる練習などをしていると、息子の場合はこの「文章の情報整理」ができていないことが分かってきました。
ではこの「情報整理」するのを邪魔しているのは、どんな点になるか、考えてみました。
思うに、日本語(特に長い説明文)をうまく読み解けていないことが原因だと分かってきました。
総合的に言うと国語力っていうことなんだと思いますが、文章の骨組みのあたりから、しっかりと理解していく必要性を感じています。
文の組み立て特訓主語・述語専科 (国語読解の特訓シリーズ 29)
要約の特訓 上―楽しく文章を書こう (国語読解の特訓シリーズ 27)
M.Access(認知工学)さんから出されている、国語シリーズから、こちらを選んでやっています。
主語述語については、簡単な文章から、述語なしの文章、主語なしの文章など、様々なタイプの文章に触れつつ学んでいきます。
要約の特訓もすごくいいです。
短い3行程度の文章の要約から、少しずつ難しくなっていきます。
カッコ埋めしていく要約から、少しずつ要約の仕方もハードルが上がっていきます。
繰り返すことで力がつくだろうなあ、という作りになっています。
認知工学さんから出ているこちらのシリーズは、国算の単元にしぼって強化できるので、苦手の克服にすごく役立ちます。
なかなか、総合的な問題集は多く見かけますが、単元や分野を絞ってあるものは少ない気がします。
また、文章だけの理解ではなく、特に図形問題などでは、実際に触れて体験して学ぶことが必須です。
とはいえ、複雑な図形とか、あんまり日常生活ではなかったりしますよね〜^^;;;;
高学年になると扱う図形なんかも複雑になってきますが、あれほどレゴが好きなのに、案外展開図とかわからない息子さんです。
こちらは、各ページで立体的に指で組み立てつつ、立体や量感といったものが理解できる仕組みになっています。
さらにいいところは、「切り離すパーツではない」ところ!!
本にくっついたまま、飛び出す絵本のような形式で組み立てたりできるんです。
これで、部品がなくなるという残念なことが発生せずにすみます(笑)
さわって学べる算数図鑑
とにかく、文字からも情報を読み取る練習、実際に手で触って体験する、それらから総合的な理解を促していく、そういう体験がもっともっと必要なんだなあと思っています。
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文字だけでなく、目から感覚など、いろんな方向から「理解」する大切さ
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