大学入試センター試験が、2020年1月(2019年度)の実施を最後に廃止されてしまい、2020年度(21年1月)から、新しく「大学入学共通テスト」というテストに移行します。
これにより大きく変わるのが記述式問題の増加、とは聞いています。
全体的に思考型の要素を重視するようになるとのこと。
とはいえ、中学校の勉強に入ると「暗記」の率がぐぐぐっとアップします。小学校のうちにはそれほど感じていなかった要素が大きく加わったような印象です。
こういう反復や暗記の勉強が多い中で、どうやったら思考型の脳の使い方が養成されていくのか、思うところもあったので綴ってみます。
受験算数の方が好きだった!?
中学受験の算数はかなり難しいものもありましたが、息子は嫌いではないようでした。
家庭教師の先生と何度も難しい問題のチャレンジするようになって、解けた喜びを感じるようになってきた感があり、喜ばしく思っていました。
しかし、中学校の勉強全般は、暗記や反復によるものが多くなり、面白みにかける印象があるみたいです。勉強自体が嫌いなわけではないのですが、楽しくはなさそう・・・
ちょっと心配しているところです。
こんなにたくさんの宿題をやって、学ぶ喜びとかを感じる学生はいるのかなあ。
定期テスト勉強は一気に量が増える、という感じ
定期テストのための勉強は、一気に量が増える、という感じでした。
うちの学校は1週間前に範囲の発表、提出物の発表があるのですが「これ全部やるの??」という量(汗)
うちは家庭教師の先生にきてもらっているのですが、他の中学よりもぐぐぐっと量が多いらしいので、これは中学によりけり、なのかもしれません。
特に、中1の1学期の英語の点数って簡単で、平均点も高いところがほとんどと聞いています(100点続出みたいな)
ところが、うちは範囲がかなり広く、平均点も60点代という状態だったようです。
もしかしたら、他の中学より勉強が進むのが少々早いのかな??
とにかく、小学校との違いは、「やるべきことの量が全然違う!」というところでした。
計画通りに進めたくても・・・提出物の憂鬱
とにかく、提出物がすごいです。これはどこの中学でも一緒だと思いますが、小学校の比ではないと思います。
息子は小学校でそれほど宿題に苦労した経験はないんですが、それでも提出物には苦労しています(汗)
定期テストが始まると、計画表を出されてそれに沿って学習を進めるように指示があるのですが・・・範囲発表後に提出物が追加されたり、そもそもの提出物が多くて、全然計画通りに進まない〜〜^^;;; という感じです。
範囲内のワークを見直ししたくても、テスト直前まで回答をもらえなかったり・・プリントがそもそも揃ってないけど範囲に入っていたり。
まあ、先生方のお忙しいんだろうなあ、という具合がとてもよくわかります。
一度、この提出物は範囲内の教材が揃わないことには泣かされたので、2回目からは多少対策が取れるようになりました。
とはいえ、定期テスト対策についてはまだまだ手探りです。
暗記中心の勉強の中で、勉強好きにさせるためには
私たちでも同じだと思いますが、ひたすら書く、ひたすら計算する、という筋トレのような勉強ってそれほど楽しくはありません。
こういう勉強が中心になっている中で、どうやったら「学ぶ楽しさ」を身につけていってもらえるのか、今の私の悩みはそこであったりします。
ひとつは、ぼんやりとでも目標を明確にすることなんだろうなと思います。
何のために勉強するのか。勉強をすることが、将来どのような役に立つのか。
後から「勉強もっとしておけばよかった」とならないために、今できることは何か。
それを、ひとつひとつ、毎日のように話つづけることも大事なのかな、と思います。
あと、何かひとつ、好きな勉強をさせることもやってみようかなと思っています。
自分で問題集を選んで、それをやらせてみる。パズルでもいいので、「解けた!」「面白い!」と思ってもらえるような取り組みは有効だと思います。
もちろん、定期テスト対策中は無理ですので(汗)それ以外の日に。
勉強は本来は新しいことを知ることは楽しいもの。そんなことを知って欲しいなあと思う今日この頃です。