ADHDの特性が強い息子は、じっくりと分析したり考えたりすることが苦手です。例えば作文や掘り下げて考えるような問題。主に国語です。ただ、これが数学だと思考問題もできるので謎なのですが・・・
ADHDの特性も、軽く出ている子、強く出ている子と様々なタイプの子がいます。食事療法で治ってしまうような軽いタイプの子もいれば、薬物療法でないと効果があらわれない子もいます。
息子の場合は、ADHD特性が強いタイプで食事療法ではほとんど効果が見られませんでした。
数学の問題は好きだからか、じっくりと考えたり取り組んだりする粘り強さも見せたりすることがあります。
ただ、これが国語の作文などになると全然ダメで、とにかく自分から何かをアウトプットする、というのがトコトン苦手なようです。
とはいえ、日本語からは逃げて通ることができないので、なんとかやって欲しいわけですが、ココは苦労しております^^;;;
本来嫌いなことですから、あまり口出しして嫌いになってしまうのも本末転倒ですしね。
軽く言い直したり、「こういった方がかっこいいと思うよ」的なアドバイスくらいかなあと思っています。
苦手なことはそもそも急にできるようになったりなどしないと思うので。
ちょっとよくなるといいかな、くらいで軽く継続していく、くらいのつもりがいいのかもしれません。
とはいえ、落ち着いてじっくり考える、というのはひとつの学習の作法でもあるな、と思います。
理科であろうと社会であろうと英語でも数学でも(数学ではなぜかできるけど)、思考力を必要とされるような問題は、今後もっと増えていくだろうと思われるからです。
そのために、どうすれば良いか家庭教師の先生と色々と相談したりしています。
まずは、思考力を必要とされるような問題を普段から解いておき、「難しい問題」に慣れるということで。
これによって、学校の勉強や定期テストの問題などが「簡単だ!」と思えるようになる、という効果があるようです。
なので、家庭教師の先生とは少し難しめの問題集を使って、やや発展的な内容を扱うようにしていただいています^^
こういうことを続けることで、少しずつ脳が鍛えられていき、徐々にできるようになるみたいです。
本当かな?できないままじゃないかな?と思っていたのですが、これも中学受験の勉強をした時に、「少しずつ続けることでできるようになる」ということを実感したので、今では少しずつ確信できるようになってきました。
「落ち着いてゆっくり考えることができない」
という事実についても、いつか少しくらいは良くなってくれる日が来るのかもしれません^^
なるだけできないことには、大きく期待せず見守ることにしているのですが、「国語」という分野においては、まだまだ私の修行が必要なようです。
どのようなアプローチが息子にとって一番良いのか、一番やる気を出してもっとやりたい!と思ってくれるのか。
もう少し研究してみたいなと思います。
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