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苦労は分かってもらえない。「もう心配ないね」という言葉の裏側にあるもの。

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義理の母と息子の成績や学校生活について話していると「もう心配ないね〜」と言われたりします。でも、そう言われるのが複雑な心境、という発達ママの視点はあるのです。なぜなら、ものすごく水面下で支えているからです。

同じ成績でも水面下の支えがあるかないか。

息子とほぼ同じ程度の成績の子がいたとしても、その子は自分の力で勉強していて、親のサポートがほとんどない場合が多数なのではないかと思います。
なのでたとえ同じような成績を取っていたとしても、自力なのか、精一杯の親の支えがあってそうなのか、事情は全く違うわけです。

しかし、そういう水面下の苦労や支えるのがどれだけ大変か・・・ということは、ほとんど理解されていないように思います。
私も本当に毎日が息子のことで埋め尽くされている状態で、試験範囲の把握は息子よりも私の方がしっかり把握している、みたいな状態であるわけで、そういうお母さんは少数派なんだろうなあと思います^^;;

この水面下の支えがなくなれば、息子はきっと勉強にも穴や取りこぼしが増えてしまい、成績も急降下するであろうことは容易に想像できます。



見た目で分からない発達障害の子は一番支えが大変

先日ブログに書いた発達ママさんとランチしている時にも話題になったのですが、「見た目で障害があるとすぐに分かるタイプ」の子よりも、息子やT君のような見た目ではわからない、でも定型の子とは差があるようなタイプは一番支援が必要、また支えるのも大変、と言われています。

見た目では分からず、そこそこに物事もこなすものですから、周りからは「当然それもできるでしょう」という風に要求されるのです。

でも実際はトンチンカンだったり、ずれていたり、ということが多々にしてある。そこは、サポートをしてあげたり何度かルーティーンして覚えさせたりなど、「できる」ようにしていくための苦労があるわけですが、これが一番大変なわけです。
しかし、この大変さは中々理解されません。
義理の母はもちろんのこと、実家の母、主人でさえ私の苦労を本当に理解しているとは思えません。日常生活で息子と過ごす時間も少ないわけですから、無理もありません。

以前は、この苦労を分かってもらえないということに対して、憤りを感じたりもしていたのですが、最近はもうこれについても諦め気味になってきました^^;

しょせん、実際に体験していない人には分かってもらえないのは当然!なのです。

でもきっと、同じ中学の中でも私と同じように、発達障害の子を持っていて、力を入れて子供の勉強をみてやって、できるだけサポートして・・・というお母さんが一人くらいはいるかもしれません。
息子は支援学級に所属しているわけでもありませんから、全く交流もありませんし分かりませんが、きっと世の中で頑張っているのは私一人だけではないのだろうな、と思ったりすることがあるのです。

がんばっている人がいるのだから、私もがんばろう。

そう思えることが、最近ではちょっとだけ気持ちを楽にする術になってきました。
もちろん、ブログでこうやって書き綴っていることや、他のママさんのブログから学ばせていただくことも原動力になっています。

でも、たまにしんどくなることがありますね〜^^;;;
そんな時はちょっとだけ休む時間が必要なのかもしれませんね。

お読みいただきありがとうございます。
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ABOUT ME
りりん@マナハム管理人
高校生の息子を育てる母。勉強方法や子供の接し方研究中。 息子(最低評価で万歳の通知表→偏差値60程度の進学校に合格)子供のADHDに困り果てた小学生時代を経て、中学校からようやく子育てが楽しめるように。 Webのお仕事20年程度。