ADHDの対応

ADHDの息子は楽しい勉強だと好循環。前向きだと全てがうまくいく。

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息子は基本的に「前向き」な空気が大好きで、「後ろ向き」「マイナス思考」だと悪循環になってしまう子です。しかしADHDの子相手に前向きな姿勢を貫くのは中々難しいものでした。

これは時々思うことなのですが、ADHDの子を育てるのって特に小学生くらいの時はイライラとの忍耐争いみたいなところがあると思います。
少なくとも、私はそう感じていました。

主治医やカウンセラーさんからよく言われていたのは「息子さんの良いところを探すこと」「できたところに目を向けるようにして」といったものでした。
でも、言うことをきかない・他の子とは違う行動をする・などなど、学校生活においては叱られるような場面ばかりの息子に対して、良いところを探すというのはなかなか難しいものでした。



前向きな姿勢はADHDの子にとって最善の処方箋

それでも良いところを探す・前向きな姿勢で子供をとらえる、ということは、ADHDの子が発達していくための最善の方法であるというのは、今でもそう思っています。
息子はやっぱり前向き・楽しい・自信がついた!という3拍子そろった空気だと、どんどんと勉強が進むし、理解も進んでいくのです。

息子にとっては、母親がにこやかな状態で、楽しく勉強に取り組めているということは、薬物療法に匹敵するくらいの処方箋なのではないかなと思うくらいです。

息子は比較的反抗期の割に素直なタイプですし、勉強も素直に取り組んでいるので、かなり楽になってきたという感じはしています。
ADHDの要素も中学生くらいになると、小学校の頃に比べて多動的な要素はほとんど影を潜めますし、育児自体が結構やりやすくなってきたなあという実感はあります。

とはいえ、私自身は常に前向き・良いところを探すのが上手なわけではありません^^;;;
なので、こういう子供が生まれてきたというのは、私にとっては試練であって、試されているのかなと思います。
私にとっての課題が、ADHDの子を育てることなのかな、と感じています。

ADHDの子のペアレントトレーニングは、いつまで経ってもやっぱりこの本が最高だなと思います。
中で時々描かれているイラストが、「できるところ・良いところを探す」の指標として、とても多くを物語ってくれています。

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ABOUT ME
りりん@マナハム管理人
高校生の息子を育てる母。勉強方法や子供の接し方研究中。 息子(最低評価で万歳の通知表→偏差値60程度の進学校に合格)子供のADHDに困り果てた小学生時代を経て、中学校からようやく子育てが楽しめるように。 Webのお仕事20年程度。