息子は、発達性協調運動障害の傾向が見られる子供です。
とはいえ、運動はできないことばかりではなくて、得意不得意、つまり凸凹がある感じ。
私の住んでいる県内では、あまりこの運動分野においてよくご存知のお医者さんがいらっしゃらないようで、車で2時間ほどかかりますが、兵庫県まで行って、見てもらってきました。
兵庫県リハビリテーション中央病院
こちらの中井先生の診察をお願いし、なんと2ヶ月待ち、という予約でしたがようやくその日を迎えることができました^^
この中井昭夫先生、私の住んでいる県でも講演会をしてくださったことがあったり、発達性協調運動障害で検索しているとよく名前が出てこられる先生です。
どうして、病院を受診しようと思ったか
発達性協調運動障害については、知識としては知っていたものの、あまりご存知のお医者さんが少ないな・・・と感じました。また本などで勉強しようと思っても、あんまり詳しい本がない。
息子に適した対応をすることで、息子自体がもっとできることが増えるんじゃないか、少しでも困難なところが減って楽になればいいな、という思いからです。
いずれにせよ思うのは、放置してしまうことで、大切な成長の機会を逃したくない!という思いからです。
検査とトレーニングの必要性
長い時間にわたって先生と相談させてもらった結果、もっと詳しい検査を行うことになりました。
これは発達検査とは違って、運動分野でのテストなので、今までとは全く違う感じです。
その結果をもとに、訓練を私の住んでいる県で行い(先生が紹介してくださるそうです)、3ヶ月に一度や半年に一度程度くらいで、経過を先生に見てもらいながら、訓練の方向性を見ていきましょう、という形になりました。
その場でも簡単なボディーイメージの認識や平衡感覚、目の動きなどちょっとしたテストを15分くらいで行ったのですが、訓練をした方ができることが増えるでしょう、とのことでした。
目のうごきは、縦はスムーズだけれど、横の動きが悪いようです。(だから縦読みは早いのに、横読みは遅い!)
やっぱり運動障害を持ってるのかーーー^^;;; とちょっとだけガックリと思いはしましたが。
適切に対応することで、息子が少しでもできることが増えて楽になるなら!これはすごく良いステップになるかもしれません。
私が望んでいるのは、要は最短ルートでできることを増やしていって、学校生活を楽にさせてあげたい、ということなのですから。
やらなければ、できないまま。つまり、やればできるということ。
例えば、ペットボトルのキャップを開けること。
これも、息子は長いことできるようになりませんでした。
ようは手のひらにうまく力を入れる、ということができないんですよね。
でも、今はできるようになっている。
これと同じで、訓練をすることによって、正しい体の使い方を少しずつ覚えていく。
これによりできることが増えていくのだそうです。
やみくもにわからないまま、良さそうな訓練をするよりも、適切にステップを踏んで、訓練を受けていく方が効果的だそうです。
私は息子が競泳をやっていることに対して、やっててもいいのかなーという思いがずっとある訳なんですが^^;;;
だって、こんなに不器用なのに、そもそも向いているのか?といつも思ってます。
息子がやるというので続けていますが、多大な時間が使われる水泳について、迷いがありました。
先生に不器用な点や向いているのかどうか、という点について質問してみたところ、
「では、練習についていけてなくて、試合にも出れないほどですか?」
と聞かれました。
練習にはもちろんついていけてるし、標準タイムがあるような試合にも出れている。
「それが、積み重ねにより、できるようになる、という事そのものなんですよ。」
と言われました。
なるほど〜〜そうか!!
息子も、お裁縫が少しでも楽にできるようになるといいな〜〜^^
文字や絵も、底上げされるといいな〜^^
検査して、検査結果とアセスメントをして、訓練の手配をして、としていると少し先にはなりそうですが、やれることを頑張っていこう!!
発達障害のリハビリテーション: 多職種アプローチの実際
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