中学1年

ADHDの息子。やる気がない?やる気の源が変わってきた。

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最近勉強に対してやる気がない時がある、という息子です。どうやら昔とは「やる気」の出る時の原因が変化してきているように感じます。

以前は褒めてあげることが最大のやる気の源だった

小学生の頃〜中学入学してしばらくは、とにかく褒めてあげることがモチベーションの源だったように思います。
ADHDの典型的なタイプだと思うのですが、励ましてあげることとにかく褒めてあげることで、どんどんやる気を出してくれる、そんな状態だったので、ある意味私にとっては分かりやすかったと言えます^^;;



しかし、今は単に褒めたり励ましたりしても、モチベーションアップに繋がらなくなってきました。
口先だけで褒めるのは特にダメです。
褒めるところを見つけて褒める時は、「本気」で褒めないと見破られてしまいます^^;;;
また、親に褒められるだけではモチベーションアップにならず、やはり他人や周りからの評価を気にしているような節があります。
要は、褒められたからといって周りから見て通用するような状態でないのであれば、自分で自分に失望してしまうし、褒められるに値しない、と自分でかんじているようなのです。

また、一因として考えられるのは、息子の理解力で少し難しく感じるような単元が続いたこともあると思います。
歯が立たない・・と思ったことで、自分は周りの子よりできないんじゃないか、とモチベーションダウンしてしまったのでしょう。
周りの子よりも勉強時間がかかるのを気にしているので、そういう要因も考えられるなと思いました。

そう考えると、息子の「やる気」は自分の「自信」と直結するようになってきたなと思います。

成果が見えて、自分でステップアップした!と感じられた時に最大のやる気が出る

息子のやる気がアップできる時を見ていると、例えば難しい問題を自分のものにして、類題も同じように解けた!という時や、暗記物を達成することができた!という時。
あるいは良い点を取れて嬉しい時にもっとやりたい!という気持ちになったり。

そういう、自分が何かをやり遂げることができた時、モチベーションに繋がっているように思います。

私としては、結果よりも過程の方に意味があると思いますから、結果だけを褒めることはしたくありません。
でも、良い意味で周りが見えるようになってきて、自分と周りを比較するようになってきたんだなあ、ということが分かります。
それはそれで、自分を観察する目ができるわけですから、喜ばしいことだと思います。

成果が目に見えてわかるように、毎日の勉強の中で工夫していきたい

良い点をとったとか、分かりやすい指標であれば良いですが、毎日の学習の中で、そういう機会がしょっちゅうあるわけではありません。
だからこそ、日々の生活の中では、小さな達成感を見つけてあげるように工夫したいなと思います。

たとえば、昨日はできなかった問題が今日はできた!という場合。
小テストのような物を家でも取り組んでみて、成果を喜ぶ。
今日やった難しい問題を、今日の最後にもう一度取り組んでみて解けることを確認する。

これらをうまく見つけて、自信に繋げて欲しいなと思います^^
とにかく息子の場合は、叱責すると悪循環になりやる気が同時にダウンしてしまうようなので、そこは気をつけていきたいなと思います。

・わかる問題の中に少しだけ難しい問題を混ぜる。
・解けなかった問題はその日のうちにできるだけ「解ける」状態にする。
・少しずつでもいいので確実に暗記していく。

これらをちょっと、心がけてモチベーションアップを狙ってみたいなと思います^^

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ABOUT ME
りりん@マナハム管理人
高校生の息子を育てる母。勉強方法や子供の接し方研究中。 息子(最低評価で万歳の通知表→偏差値60程度の進学校に合格)子供のADHDに困り果てた小学生時代を経て、中学校からようやく子育てが楽しめるように。 Webのお仕事20年程度。